Cygamesは、「シャドウバース」にて12月24日に実施されたアップデートの内容を公開した。今回も最新情報として「十天覚醒」の新レジェンドカードを紹介。 今回のアップデート内容は次の通り。 ■ルームマッチと大会モードに「BO3/1BAN」「BO5/1BAN」の試合方式を追加 「BO3/1BAN」では3つ、「BO5/1BAN」では4つのデッキを選択して試合が開始する。 デッキ選択後に相手のデッキを1つBANして、お互いに残ったデッキでバトルを行い、すべてのデッキで勝利した方が勝ち。 ■バトルステージの設定機能の追加 バトルで使用するステージを設定できる機能。 設定画面の「ステージ」から、「ステージスイッチ」を選択し、使用したいステージを設定する。 このステージ設定は、プラクティス、バトル、チャレンジ、グランプリ、ユーザー大会で適応される。 ■メインストーリーの新章追加 「運命相克編-最終章-」が新たに追加される。 このストーリーは、シャドウバースの年末大型イベント「4大100万円キャンペーン」のチャレンジ対象にも指定されており、1月6日4:59までに「運命相克編-最終章-」を8章までクリアすることで、2名に100万円、20名に10万円の特別報酬が当選するという抽選を受けることができる。 アップデートの内容はここまでなのだが、やはりユーザーが一番楽しみにしているコンテンツは新カードパック「Eternal Awakening / 十天覚醒」の追加だろう。28日のリリースまで連日新カードの情報が小出しにされているので、今回も新たに公開されたレジェンドの性能を紹介。 ■閃耀の双剣・カトル (進化前) 自分の「進化可能でないターン」の終了時、これを手札に戻す。 【ファンファーレ】相手のターン終了時まで、攻撃力最大の相手フォロワー1体を-4/-0する。 【奥義10】ランダムな相手のフォロワー1体に4ダメージ。これを3回行う。 【解放奥義15】自分のフォロワーはすべて「1ターンに2回攻撃できる」を持つ。 (進化後) – 進化できないとターンの最後に手札に戻るため、序盤はファンファーレで相手を弱体化させて手札に戻ってくるという、ループ系スペルのような使い方になる。 奥義と解放奥義はどちらもかなり火力の優れたものが与えられており、奥義は2コストで合計12店の除去ができるという恐ろしい除去能力を持っている。また、解放奥義は「エッセル」の疾走付与と、自身の2回攻撃付与効果を合わせてロマン砲を打つことができる。 このカードの性能を見ると現状ネメシスが非常に優遇されている。進化軸ネメシスなんかが来てしまうと一気に環境を壊す可能性もあるので、このカードはそう遠くない未来ナーフされるのではないかと筆者は予想しています。 ■ゼノ・サジタリウス ファンファーレで相手フォロワーの体力を-1し、攻撃か「森林の狼」などで自身をバウンスすることで全体に1ダメージを与えることができるため、盤面処理性能の非常に高いカード。結晶としても手札事故やバフ要因になれるのでサポート性能も馬鹿にできない。 6コストと手札1枚で相手の盤面全除去はさすがにやりすぎな感じがしており、今後、盤面を作る系のカードをデザインするときに「サジタリウスがいるからこのカード作ってもあまり意味ないな」となってしまわないか心配。 ただ、盤面処理の仕事は「ヴァーミン」「エルフクイーン」「パスチャー」などの優秀なものがすでに出揃っているので、一旦は実際の使用感がこのあたりに対抗できるかどうかにかかっているだろう。 ●「奥義」「解放奥義」とは? 【奥義】10と書かれた能力は10ターン目以降に、【解放奥義】15と書かれた能力は15ターン目以降になると発動する特殊な能力であり、「奥義」「解放奥義」を持つカードが自身の手札にあるとき、自身の場のフォロワーが進化すると手札の「奥義」「解放奥義」の値が-1され、1ターン早く能力が発動するようになる。 解放奥義まで能力を発動させるにはかなりのターン数が必要だが、その労力に見合うだけの制圧力を持つカードばかりなので、発売以降のゲームスピードの変化にも注目。