Riot Gamesの手がけるスマホ版LoL「リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト」について、デザインディレクターのBrian Feeney氏よりPC版との違いや、「ワイルドリフト」ならではの魅力などが発表された。 まず初めに「ワイルドリフト」について語られており、PC版「リーグ・オブ・レジェンド」の持つ多様な戦略性やチャンピオンをベースにしつつも、各プラットフォームに対応させるべく、すべてを1から作り直しているとのこと。マップや試合展開についても本家LoLに比べて新規ユーザーも親しみやすいものとなっており、従来のLoLプレイヤーだけでなく、新規プレイヤーにも楽しんでもらえるような作品にしたいと語っている。 ■PC版との違い 【チャンピオン】 本家LoLに比べ狭くなったマップやスマホでの操作性に適した性能が用意されており、全員にアクティブスキルが備えられている。また、試合終盤の逆転ができるようなロマン要素の必要性があると考えているとのこと。 チュートリアルをクリアすることで、チャンピオンを数体開放できるほどのゲーム内通貨を獲得することができ、最初の数レベルにおいてはレベルアップごとに追加でチャンピオンを開放可能。もちろん本家同様に課金コンテンツとしてスキンが用意されているが、課金者が有利にならないような調整と、無課金でも課金コンテンツが一部購入可能になる「ポロコイン」システムを導入。 【ゲーム性】 5人でチームを編成し、相手チームのネクサスを倒すという目的に変更は無く、レーンもソロ、ミッド、デュオ、その間のジャングルなどがある点も本家LoLと同じである(レーンの名称変更)。マップに関しては、本家より少し狭く設定されておりインヒビターとネクサスタワーが存在しない。また、各種ドラゴンのバフにも調整が行われている。 ランクマッチ機能はレベル10から解放され、4人プリメイド以外の1/2/3/5人でキューを入れることが可能である。 【操作性】 画面左側に移動ボタン、右側にアビリティボタンが配置されており、固定カメラではなくマップ全体を見渡す機能も追加されている。 以上が公開された情報の一部だが、eスポーツとしてプロリーグの開催予定に関する質問がされていたが、こちらはまだ決まっていないとのこと。しかし、本家プロリーグの規模を考慮するといつプロリーグが開催されてもおかしくない。今からLoLのプロを目指すなら「ワイルドリフト」の方が近道になるということも十分にあり得るので、興味のある人は全力でプレイしてみよう。