Cygamesは12月24日に実施する「シャドウバース」のアップデートにて、メインストーリー「運命相克編-最終章-」を追加することを発表した。 ■「運命相克編-最終章-」あらすじ 銃と魔法と決闘の世界、「レヴィール」。 巨人《タイタン》と呼ばれる権力に抑圧される世界で、 野望の為に荒野を駆ける者、 正義の為に他人を助ける者、 使命の為に闇の中を生きる者、 過去の為に真実を探す者、 新たな世界で意思を貫く者、 様々な思惑が交錯し、 レヴィールに戦乱の火種が起こる。 このストーリーは、シャドウバースの年末大型イベント「4大100万円キャンペーン」のチャレンジ対象にも指定されており、1月6日4:59までに「運命相克編-最終章-」を8章までクリアすることで、2名に100万円、20名に10万円の特別報酬が当選するという抽選を受けることができる。 この抽選に外れても、もれなく「十天覚醒カードパックチケット」2枚を受け取ることができるので、どうせなら期間内にクリアしてしまおう。 また、連日「Eternal Awakening / 十天覚醒」の収録カードが紹介されており、今回は2枚の新レジェンドカードの能力が明らかとなった。 ■死滅の剣皇 元のコストは10の大型フォロワーだが、墓地肥やしをして、場のカードを5枚にすることで0コストで使用することができる。 ネクロマンスを消費すると自動進化させることができ、相手の盤面を一斉除去することが可能。さらに火力も大幅に上がるので、一気に相手を制圧することも難しくない。ただ、墓場コストが20なので、十分に性能を発揮させるには「グレモリー」などでサポートする必要がある。 グレモリーネクロに入れるのであれば、これまで通りの回し方をしていると、「トリニティモンスターズ」が墓場コストを食い尽くしてしまうことが想定される。そうなると1ターンに何度もネクロマンスするよりは、1ターンに1回「死滅の剣皇」のような大型カードをネクロマンスするように切り替えた方が事故は減りそう。 ■神狼・シス 突進を持ち、疾走とダメージバリアを得る攻撃が2回行うことができる反陽性の高いフォロワー。 奥義を使うことでもう1枚、解放奥義を使うことでさらに2枚の「神狼・シス」を場に出すことができるので、状況次第ではこのカード1枚で一気に相手の盤面を制圧してしまうことができる。ただ、相手の場にフォロワーがいなければ突進と疾走の効果が発動しないので、仕掛けるときはそのことも頭に入れておく必要がある。 大会シーンなどでいまいち大きな功績を上げられていないヴァンパイアのカードということで、非常に使い勝手のいいカードが実装されることになったようだが、これで一気にヴァンパイアが環境入りすることはできるのだろうか。 個人的にはヴァンパイアが弱いというよりは、なぜか他のクラスに比べて非常にうまくカードパワーが調整されており、相対的に弱くなってしまっている印象があるので、そろそろめちゃくちゃな1枚が来てもいい気がする。 ●「奥義」「解放奥義」とは? 【奥義】10と書かれた能力は10ターン目以降に、【解放奥義】15と書かれた能力は15ターン目以降になると発動する特殊な能力であり、「奥義」「解放奥義」を持つカードが自身の手札にあるとき、自身の場のフォロワーが進化すると手札の「奥義」「解放奥義」の値が-1され、1ターン早く能力が発動するようになる。 解放奥義まで能力を発動させるにはかなりのターン数が必要だが、その労力に見合うだけの制圧力を持つカードばかりなので、発売以降のゲームスピードの変化にも注目。