ネット上は今や、何百ものオンカジで溢れ返るという時代。その中で自社のサイトを売り込むというのは至難の業です。なにもしないと、競合他社の中で埋もれてしまうことになってしまいます。では、オンラインカジノは他社を出し抜くために果たしてどのような対策を打っているのでしょうか?
独自プロモーションによるマーケティング
オンカジだけに存在して、公営レースやラスベガスまたはマカオのランドカジノではまず目にしないものといえば?それが、ボーナスと呼ばれるシステムです。これは無料で遊べるチップのようなもので、初めて入金した際に入金額に追加してもらえる入金ボーナスという形態が一般的です。さらには、アカウントの登録だけでもらえる入金不要の太っ腹オファーさえあります。
ところが、今やこのシステムをほとんどのトップカジノサイトが導入。もはやこの業界では常識といえるものになってしまいました。したがって、他と差別化するためにボーナスの最大額や出金するための条件で競い合っているのです。
他には参加無料のトーナメントを開催したり、キャッシュバックやリベートでプレイヤーに還元するもの、さらにVIPロイヤリティシステムによってよりお得度を全面に押し出すこともマーケティングの一環で行われています。プロモーションはオンカジにとってもプレイヤーにとっても恩恵がある、お互いウィンウィンのシステムなのです。
その他サービス・使いやすさによる差別化
昨今はどのギャンブルサイトも複数のゲームプロバイダーを採用するというのが常識になってしまったため、ゲームの数と種類で秀でるというのは難しくなってしまいました。これは、オンラインカジノがスマホ対応しているため、モバイルカジノに関しても同じこと。しかしプロモーションとゲームの質以外にも他と差をつける要素はあります。
特に日本向けのサイトが力を入れているのが、ウェブページとカスタマーサポートの完全日本語化です。これによって、英語が苦手だという人でも安心して存分にゲームプレイが楽しめるというわけです。
もうひとつ違いが出る点といえば、ベットできる通貨と決済手段の種類です。当初は米ドルが唯一の通貨でした。そのため不便を感じることも多々ありました。しかし今は日本円でそのままベットできるというものが過半数を占めるまでになり、便利な時代になりました。
決済方法に関しては、これまでのクレジットカード、銀行送金、電子ウォレットに加えて、仮想通貨の導入も急速に進んできています。
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