お父ちゃんのLOL講座
今回は「ドッジを使いこなすと勝率が5%以上増えて、メンタルも安定する」を解説したいと思います
この動画の目的は
ドッジテクニックを使うことによって、味方のせいで負けたと思う状況を排除していくことです
ドッジは賛否両論あります
ドッジは小細工だとか、卑怯だという人もいます
そういう人は使わないで良いと思います
しかし、皆さんがもし
負けている試合で、味方にチャットで文句を言ったり、あげくのはてにはトロールやAFKしたりするなら、ドッジを活用することを強くオススメします
(家で一人でパソコンに向かって文句を言うのは相手に聞こえていないのでセーフです)
味方に悪態をついてコミュニティの質を下げるぐらいなら
ドッジを活用して、運ゲー要素を減らし、味方に文句を言う機会を減らしたほうが健全です
レートが上げたい人にも同じことが言えます
たとえばゴールド4を目標にしている人が、シルバー1からなかなか上がれなくてイライラして
あげくのはてに味方に対してバッドマナーをしてしまうなら、大人しくドッジを活用してレートをあげた方が、周囲の人は不快な気持ちになりません
前置きはこれぐらいにして
ドッジ権の活用方法を説明したいと思います
まずドッジの仕様について理解しましょう
https://leagueoflegends.fandom.com/wiki/Queue_dodging
ランクではドッジをすると5-6分のペナルティを受けます。そして3LPを失います
1度ドッジすると、その後16時間はドッジ歴が付きます
ドッジ歴が付いた状態で再びドッジすると30分のペナルティと10LPを失います
ドッジ歴は16時間経つと消えます。
つまり16時間に1回は、3LPでドッジする権利が与えられているということです
これを「絶対に負けると思うような試合」をドッジするために使います
一般的にどれほど上手い人でも2割は運ゲーで勝てないと言われています
皆さんでいえば3割は運ゲーと思ってください
ドッジ術を活用すれば、この3割の運ゲーを減らすことが出来ます
バンピック中に「これ絶対に負けるな」と思う試合をドッジできれば、それだけでトータルの勝率が上がります
では、このドッジするかどうかの見極めを、
実際の流れに沿って説明したいと思います
まずゲームに入ります
すると全員の「入室しました」というメッセージが表示されるので、自分を含めてすべての名前をコピーします
そしてopggのサモナーネーム検索欄に入力し、検索をかけます
これで全員のチャンピオンの戦績が見れます
ブラウザはファイアーフォックスなどをお勧めします。クロームだとなぜかレイアウトが壊れるようです
全員の戦績が見えたら、各プレイヤーの各チャンピオンにおける試合数と勝率などを確認してください
基本的な考え方としては
勝率50%以上のチャンピオンでチームがそろうなら試合を続行
50%を切っているチャンピオンが味方に来た場合はドッジするかどうか考えていく
という流れになります
さて、まず確認したいのは試合数です
試合数が10を切っている場合は、運要素で勝っている可能性もあるのであまり信頼できません。チャンピオンを使いこなせていない可能性があります
30程度を超えたあたりから信じてよいと思います
50を超えているなら特に気にしなくてよいと思います
そして、その人が一番使っているチャンピオンを選んだ場合は良い流れです
次に勝率ですが
勝率50-55%の味方は、今いるレートが適正の人です。マッチ次第で勝ったり負けたりします
55-60%はやや強いです。もう少し上のレートへ上がれるポテンシャルを持っている人です。ただし負ける時は負けます
60%を超えてくると、一つ上のティアの人がレートを上げている途中かもしれません。出来る限り一緒に試合をした方がいいです
70%を超えてくるとスマーフだったり代行の可能性が高くなります。かなり強い味方を引いたことになります
では逆に低い勝率の人だとどうでしょうか
勝率48%を下回るとその人が原因で負けている可能性があります
45%を下回ると、その人に確実に問題があります。できればドッジしましょう
40%未満の場合は、その人が試合を負けに導いているといえます。既にドッジ済だったとしても10LP支払ってドッジしたほうが良いでしょう
あるチャンピオンでの勝率が高いが、試合数が10試合に満たない場合は、運要素で勝率が高く出たり低く出たりします。
そういう場合はKDAや直近の成績も確認してください。
試合数が少ない、勝率が高い、KDAが高い、直近の試合でそのチャンピオンだけを使って連勝している
こういう人はスマーフや代行の可能性があります
サモナースペルのフラッシュの位置が入れ替わってたりすると間違いなく代行です。超強い味方です
逆に試合数が少ない、勝率が高い、KDAが低い、
こういう人は味方運が良くて勝率が高いだけかもしれません。味方として信頼できるかというとちょっと怪しいです
基本的に、試合数が少ないということは、その人のチャンピオン習熟度が低いということを意味していますので
あまり信頼しないようにしましょう
バンピックでデータを見ることに慣れてきた人は、チャットする余裕が出てくると思います
その場合は、バンピック中に味方にベストチャンピオンをピックするように促してください
たとえば、アニーの勝率が高くてルブランの勝率が低い人が、希望ピックでルブランを見せているなら
「この構成だとアニーがささるから。アニー使えない?」と言ってみてください
この際、本当にアニーがささるかどうかは気にしなくて良いです。なんでもいいので理由をでっちあげてアニーを選んでもらいましょう
ただし「ルブランの勝率が低いからアニー使って欲しい」という言葉は失礼にあたります。
そういう直接的な提案はやめましょう
味方が気分を害すると、トロールやAFKに変貌する可能性が高くなります
出来る限り、味方の機嫌をよくしながらピックを変えさせてください
たとえば「アニーの勝率とKDA凄くない?こんなにアニー上手い人なかなかいないよ。アニーで一緒に敵を倒そうぜ」といった形で
ほめちぎって提案していく形はありだと思います
あと、画像のような人と遭遇した場合
ヌヌをピックした場合はすぐにドッジしてください
こういう人はベインで気持ちよくなるために、ヌヌでわざと負けてレートを落としている 可能性があります
そのようなプレイヤーに遭遇した場合は、勝率の高いベインやカリスタ以外をピックした時点で危険信号です
最後に、このドッジ術をより活用するための知識を紹介します
・チャレンジャーの勝率から見た運ゲー率
とあるチャレンジャーが新規サブ垢でランクを回した際の勝率を集計してみたところ
Goldレートの時は80%(16W/4L)
Platレートの時は67%(12W/6L)
でした
(スマーフはMMRが乖離する現象が起こるので、本人のランクではなく、マッチした全員の平均Tierで計算しています
そして、そのチャレンジャーがサブ垢でアンランクからPlat4に到達するまでに費やした試合数は52でした
勝率は73%、38W 14Lでした
(飛び級がおこっているのでダイアモンドとマッチングしている)
つまり、ここから言えることは
チャレンジャーであっても
プラチナ4になるために27% 約3割ほど、味方の引きが悪くて負けてしまう事があるということです
我々普通のプレイヤーがランクを回せば
最低でも3割は味方の影響で勝てない試合が起こると考えてください
ドッジ術の強みはまさにこの「味方ゲー」を排除していくことにあります
たとえば勝率50%の人がいたとします
こういう人は10試合のうち5試合は勝てるものの、2試合は自分がレーンで対面に負けて敗北、3試合は自分は負けていないものの他のレーンが崩壊して敗北だったりします
このとき、ドッジ術を使えば、他のレーンが崩壊して敗北する試合を1つなかったことにできます
そうすると、10試合中5試合勝利して50%だったものが
9試合中5試合勝利して56%の勝率になります
もしSilver1で勝率50%の人がいれば、Silver1で勝率56%になるのでGoldに上がれるチャンスが見えてきます
・ドッジをした後はどうすればいいのか
ドッジをした後は、基本的にその日のランクをやめてノーマルで練習することをオススメします
1日10試合いっきにランクを回すよりも、
ドッジするたびにランクを中断して、じっくりランクを回していった方が勝率が高くなります
レートを上げたい人ほどドッジ権なしのランクを我慢してみてください
・ドッジした後もランクを回し続けたい人はどうすればよいのか
ドッジした後もランクを回し続けたい人にとって一番良い方法は
複数のアカウントを作成することです
例えば3つのアカウントを持っていれば、1日に3回ドッジすることが出来ます
そうやってドッジするたびにアカウントを切り替えていくと、すべてのアカウントのレートがじわじわと上がっていきます
・ドッジした後も1つのアカウントでランクを回し続けたい人はどうすればよいのか
どうしても1つのアカウントを回し続けたい人はフレンドのドッジ権を借りるという方法があります
DUOでフレンドにドッジしてもらえれば、自分のドッジ権はなくなりません
・ドッジを最大限活用する方法
ドッジ権は16時間に1回使えます
これは1日に1回使えるのとほぼ同義です
そうするとドッジ権を活用するためには
出来る限り長い期間ランクを回し続けていくことが大切だと分かります
もし1月から1日1回だけランクを回すと、10か月の300試合で約300回ほどドッジできますが
シーズン終わりの1か月で1日10回ランクを回すと、30回しかドッジする権利がありません
どちらが得かは一目瞭然です
ドッジ権を用いてランクを回す場合は、出来る限り早めにランクを開始しましょう
以上で今回の説明を終わります
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