自閉スペクトラム症の子どもや青年とオンラインゲームの世界

1650146195_maxresdefault-9350842-7653913-jpg オンラインゲーム



児童精神科医である岐阜県大湫病院の関正樹先生による講演です。 
ゲーム症がICD-11に収載されたこともあり、多くの親御さんは子どもとゲームとの関わりに悩むようになりました。
 発達障害の臨床においても、それは同様で「自閉スペクトラム症とゲーム依存とは関係あるのでしょうか?」「外に出ず、ネットの友達とばかり遊んでいますけど大丈夫なのでしょうか?」という相談もしばしば受けます。
 自閉スペクトラム症の子どもや青年がネットやゲームを通じて友人関係を築くことはしばしばみられ、それらはオンラインにおける彼らの居場所となることもあります。
 一方で、ネットやゲームに傾倒する子どもや青年と家族はしばしば対立構造になってしまうこともあります。この講義では、自閉スペクトラム症の子どもや青年にとってのオンラインのコミュニケーションと居場所の意味、そして、その居場所が現実の世界に広がりをもち、彼らの好きな世界が広がっていくために、私たちができることを考えたいと思います。

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